PHPの+演算子:初心者向けガイド

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前書き

PHPプログラミングでは、+演算子は数値の加算や配列の結合に使われる重要なツールです。
この記事では、+演算子の使い方とその振る舞いの違いについて紹介します。

数値の加算

PHPで最も一般的に+演算子が使われるのは数値の加算です。

基本的な使い方

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$number1 = 5;
$number2 = 10;
$sum = $number1 + $number2;

echo $sum; // 出力: 15

この例では、2つの数値を加算しています。

配列の結合

PHPでは、+演算子を使用して2つの配列を結合することもできます。
ただし、この場合の動作は他の言語と異なる可能性があるため、注意が必要です。

配列の結合の例

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$array1 = ['a' => 'apple', 'b' => 'banana'];
$array2 = ['b' => 'berry', 'c' => 'cherry'];
$combined = $array1 + $array2;

print_r($combined);

この例では、2つの配列を結合しています。
重要なのは、同じキーを持つ要素は最初の配列のものが保持され、二番目の配列の要素は無視される点です。

出力

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Array
(
    [a] => apple
    [b] => banana
    [c] => cherry
)

注意点

  • 数値加算では直感的ですが、配列の結合においては、重複するキーがある場合の振る舞いに注意が必要です。
  • 配列の結合では、最初の配列のキーが優先されます。二番目の配列の同じキーの要素は無視されます。

まとめ

PHPの+演算子は、数値加算と配列の結合の両方で利用できますが、特に配列の場合はその振る舞いを正しく理解しておくことが重要です。
これにより、予期せぬバグを避けることができます。


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もふもふ
著者
もふもふ
プログラマ。汎用系→ゲームエンジニア→Webエンジニア→QAエンジニア