PHPでforeachループを使う方法:初心者向けガイド

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前書き

PHPのプログラミングにおいて、foreachループは非常に強力なツールです。
このループは、配列やオブジェクトを簡単に反復処理するために使用されます。
この記事では、foreachの基本的な使い方といくつかの一般的な使用例を紹介します。

サンプルコードはPHP Playground で実行できます。

foreachループの基本

PHPのforeachループは、配列の各要素に対してコードブロックを実行します。基本的な構文は以下の通りです:

PHP
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<?php
$array = [1, 2, 3, 4, 5];
foreach ($array as $value) {
    // コードをここに書く
}

ここで、$arrayは処理する配列で、$valueは配列の各要素に代入される変数です。

例:数値配列の各要素を表示する

PHP
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<?php
$numbers = [1, 2, 3, 4, 5];

foreach ($numbers as $number) {
    echo $number . "<br>";
}
実行結果
1
1<br>2<br>3<br>4<br>5<br>

このコードは、配列$numbersの各数値を一行ずつ表示します。

キーと値のペア

配列のキーと値の両方を取得するには、次の構文を使用します。

PHP
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<?php
$array = [1, 2, 3, 4, 5];
foreach ($array as $key => $value) {
    // コードをここに書く
}

例:連想配列のキーと値を表示する

PHP
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<?php
$果物 = ["りんご" => "赤", "バナナ" => "黄色", "ぶどう" => "紫"];

foreach ($果物 as $名前 => $色) {
    echo "$名前$色 です<br>";
}
実行結果
1
2
3
りんご は 赤 です
バナナ は 黄色 です
ぶどう は 紫 です

このコードは、各フルーツの名前と色を表示します。

foreachループの応用

foreachループは、データの集計、HTMLリストの生成、データベース結果の処理など、さまざまな場面で便利です。

PHP
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<?php
$numbers = [1, 2, 3, 4, 5];
$sum = 0;

foreach ($numbers as $number) {
    $sum += $number;
}

echo "合計: $sum";
実行結果
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合計: 15

この例では、配列の数値を合計しています。

例:PHPでHTMLリストを生成する

PHP
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<?php
$fruits = ["Apple", "Banana", "Grape", "Orange", "Pear"];

echo "<ul>";
foreach ($fruits as $fruit) {
    echo "<li>$fruit</li>";
}
echo "</ul>";
実行結果
1
<ul><li>Apple</li><li>Banana</li><li>Grape</li><li>Orange</li><li>Pear</li></ul>

このコードは、$fruits配列の各フルーツを無順序リストの項目として表示します。

まとめ

PHPのforeachループは、配列やオブジェクトの各要素を効率的に処理するための強力なツールです。
この記事で紹介した基本的な使い方と例を参考にして、あなたのPHPプログラミングをさらに進化させましょう。

for文やwhile文については下記記事をお読みください。
PHP初心者向け:for文の基本と応用
PHPのwhileループ:初心者向けガイド


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もふもふ
著者
もふもふ
プログラマ。汎用系→ゲームエンジニア→Webエンジニア→QAエンジニア