まえがき
Go言語におけるfor文は、繰り返し処理を実行するための基本的な構造です。
この記事では、for文の使い方とその柔軟性を紹介します。
for文の基本構造
Go言語のfor文は、他の多くのプログラミング言語と同様、繰り返し処理を制御するために使われます。
基本的な構文は以下の通りです。
for 初期化; 条件; 後処理 {
// 繰り返し実行されるコード
}
シンプルな例
package main
import "fmt"
func main() {
for i := 0; i < 5; i++ {
fmt.Println(i)
}
}
この例では、0から4までの数を出力します。
0
1
2
3
4
無限ループ
for文を使って無限ループを作成することもできます。これは、条件を省略することによって実現します。
for {
// 無限に実行されるコード
}
無限ループは、特定の条件が満たされるまで続ける必要がある処理に使われます。
条件のみのループ
Goでは、whileループと同等の動作をfor文で表現できます。
package main
import "fmt"
func main() {
nums := []int{10, 20, 30, 40, 50}
for index, value := range nums {
fmt.Printf("Index: %d, Value: %d\n", index, value)
}
}
この例では、スライスnumsの各要素にアクセスし、そのインデックスと値を出力します。rangeキーワードについては下記記事をお読みください。
Go言語のRange:初心者向けガイド
Index: 0, Value: 10
Index: 1, Value: 20
Index: 2, Value: 30
Index: 3, Value: 40
Index: 4, Value: 50
breakとcontinueの使い方
Go言語のfor文では、breakとcontinueを使ってループの制御をより詳細に行うことができます。
breakの使用
breakステートメントは、ループの実行を完全に停止します。
特定の条件が満たされた場合にループから抜け出すのに使います。
例:特定の条件でループを停止
package main
import "fmt"
func main() {
for i := 0; i < 10; i++ {
if i == 5 {
break
}
fmt.Println(i)
}
// 0から4まで出力し、iが5になった時点でループを終了
}
0
1
2
3
4
continueの使用
continueステートメントは、現在のループのイテレーションをスキップし、次のイテレーションに直接進みます。
例:特定の条件でイテレーションをスキップ
package main
import "fmt"
func main() {
for i := 0; i < 10; i++ {
if i % 2 == 0 {
continue
}
fmt.Println(i)
}
// 偶数の時は出力せず、奇数のみ出力
}
1
3
5
7
9
breakとcontinueは、ループの動作をより精密に制御するための強力なツールです。
特定の条件下でループを終了させたり、特定のケースを除外したりする場合に非常に便利です。
まとめ
Go言語のfor文は、基本的なループ処理から複雑なコレクションの繰り返し処理まで、多くのシナリオで使用されます。
そのシンプルさと柔軟性は、Goプログラミングにおいて非常に強力なツールです。
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