サーバーに直接nginxを構築している場合は、下記コマンドを実行すればnginxのバージョンが確認できます。
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ですがDockerで構築している場合、コンテナ内でコマンドを実行する必要があります。
その方法について詳しく見ていきましょう。
Dockerで構築したnginxのバージョンを確認する方法
このページに訪問された方は既にコンテナは作成済みかと思いますが、コンテナを作成するところから解説します。
nginxのコンテナを作成する
下記コマンドでnginxのコンテナを作成しましょう。
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上記で作成したコンテナの情報を下記コマンドで確認してみます。
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some-nginx
という名称でコンテナが作成されました。
nginxのコンテナに入りバージョンを確認する
ではコンテナ内に入ってみましょう。
下記コマンドを実行します。
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some-nginx
のコンテナに入りコマンド入力待ちになりました。
※some-nginx
の部分はご自分が作成したコンテナ名に置き換えてください。docker psコマンドで一番右側に表示されるNAMES
の名称になります
では、コンテナ内で冒頭に記載したコマンドを実行しnginxのバージョンを確認してみましょう。
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確認できました!nginxのバージョンは1.25.1のようです。
nginxのコンテナに入らずバージョンを確認する
上記ではわざわざコンテナ内に入ってコマンドを叩きましたが、ワンライナーでバージョンを確認することもできます。
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バージョンを確認するだけなら上記のコマンドの方が簡単ですね。
よくある質問
コンテナから出たい時はどうすれば?
コンテナから出たい時はexitコマンドを実行するだけです。
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コンテナを削除したいです!
上記で作成したコンテナを削除したい場合は下記コマンドを実行します。
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-f
オプションを付けないと実行中のコンテナは削除できないのでつけてますが、これは強制的に削除したい場合に使用するもので、削除しても問題ないかちゃんと確認するようにしましょう。
まとめ
この記事では、Dockerで構築したnginxのバージョンを確認する方法について詳しく解説しました。
サーバーに直接インストールされたnginxとは異なり、Dockerコンテナ内で動作するnginxのバージョンを確認するには、少し異なるアプローチが必要ですが、本記事を通じて、それが非常にシンプルであることがお分かりいただけたかと思います。
重要なポイント:Dockerでnginxを扱う際には、コンテナ内での作業が多くなるため、コマンドライン操作に慣れることが重要です。
本記事で紹介したコマンドは基本的なものですが、これらをマスターすることで、Dockerコンテナの操作が格段に容易になります。
技術的な挑戦を楽しみながら、スキルアップしていきましょう。